さて、アユタヤに到着した我々一向。
まずは駅を出たらまっすぐ進む。小道を歩いていくとこんな感じで渡船乗り場が見えてくる。
写真に写っている人達が待っている場所から、船に乗っていたので てっきりそこから乗るんだとばかり思って彼らの後ろに並ぼうとしたら、左側の小屋みたいなところからなにやら「おい、こっちだってばよ」みたいなことを言ってくる人がいたので、どういうことだ?と思って近づいていくと…
このお姉さんたちが、渡船代をここで徴収していました。
で、お金払ったら先ほどのところへ行くんだなと思っていたら、なぜか反対側を指さされ「あっち行け」と。 なにがどう違うのか分からないけど、とりあえず言われたままに行くと
コチラはコチラでそれらしい乗り場が。
あ、ちなみに渡船代は一人5バーツ(約15円)でした。やすっ!!
だいたい10分おきに出てます。
超ローカルな船に地元の人も観光客もごちゃまぜでギュウギュウに乗り込みました。
もう、最後の方に乗った人なんかはこんな感じで…
悪ふざけしてどついたら、そのまま川へドボーンする位置でジッとするハメに。
5分しないうちに対岸に着きます。
この船に25人くらいは乗ってたんじゃないかな?
アユタヤは、こんな感じでチャオプラヤ川にぐるっと囲まれた小島のような中にたくさんの遺跡群があります。(外側にもいくつか観光名所はあるんだけどね)
で、オレンジで囲ったところがアユタヤ駅。ここからチャオプラヤ川を船で渡って、今矢印の方向にたどり着いた感じですよ。
渡ると、市場のような空間が広がっていて、中は迷路のように入り組んでいます。
一体いつどこでどんなタイミングで売れるのか?というようなものが山積みにされていたり
飼われているらしき猫ちゃんが、犬のごとくリードで繋がれていたり (というか犬も猫も野良が基本!みたいな国なのに猫にリードってレアだね)
ココナッツの実が山積みになっていたり!(ザ・東南アジアな風景)
朝とか夜が栄えるのか?行った時はあまり人がいなかったです。休憩中~って感じかなぁ。
ふらりと入ったお店でお昼ご飯を食す!
遺跡巡りをする前に腹ごしらえをするか~!と、その中から適当に空いているお店をチョイスして入ってみた。入ってみた…と言っても仕切りもあってないような、露店みたいなところだけども。
入った時は、我々以外は地元の人しか利用していなかったようだけど、メニューにはタイ語の横に英語表記してあったので、観光客にもありがたい。
写真入りのメニュー表も少しあったよ。…といっても、この店がどの辺にあるのかを紹介できない。てきとーに入ったから(笑)
英語表記アリとはいえ、揚げてるのか焼いてるのか、ヌードルなのかシーフード入ってるのか…的なことが分かるだけで、料理の全体像が分からないものも…適当に注文w
で、こんなものたちが出てくる。
春雨ヌードルにシーフードや卵、野菜が入った…もの(~が入った○○!という料理名が分からないw)
チャーハン的な。
かた焼きそば餡かけ的な。
…というアバウトさ(笑)
かた焼きそばは、この写真に写っている箱の中に入っている麺を見つけて、美味しそう~とケロ姐御が頼んだのですが、”皿うどん”的なものをなんとなく想像していたのに全然違ってビックリ! 湿気った煎餅でも食べているような食感…? 餡が染み込んでくると、タロイモ粉とか使ってるのかな?って言う感じのモチモチ感に変化して、若干甘い。それが、最初は「え…」と思ったんだけど、食べ進めていくとなぜか微妙に癖になる味でした。
どれも、40~50バーツ(約120~150円)くらいでリーズナブル。
おっさんにしつこく追いかけられるの巻
さて、だいたい食べ終わったしそろそろ行くか~。 そう思っていたところに、知らないおっさんが話しかけてきた。 な~に言ってんのかな?と思って聞いていると、適度に?たどたどしい日本語で
「アユタヤ観光のトゥクトゥクを1時間300バーツで乗らない?」
っていう勧誘だった。
ちなみに、アユタヤ観光でのトゥクトゥクチャーターの相場は半日貸し切りで大体1000バーツ(約3000円)ほど。1時間換算だとおよそ200バーツくらい。
だもんで、300はありえないぜ!ってことでお断りした。
…んだけど、引き下がらない。
「ミテミテ、コレミテ!」と、まっぷるみたいな日本で発行されているタイのガイドブックを持ってきて広げ 「ココ、ホラ、1ジカン300バーツ カイテアル」と。
確かに、本を見てみれば300バーツくらいするよ~的なことが書いてあるんだけど、ガイドブックなんてクソくらえ(あら、言葉が…うふふ)な我々なので、そうだとしても「ああ、そうなんですか?」っていうわけないだろ!!と。
「無理無理、高いよ」と言って立ち去ると、後ろを付いてきながら
「オネエサン、オネエサン、イクラ?イクラデイイノ?」と聞いてくる。
ケロ姐御「100」
「ムリーーー!オマンマーーー(T○T)(食い上げよ~~)」
我々「じゃあ、やだ」(足早に立ち去る)
「マッテ!マッテ!イクラ?!イクラガイイノ!?」(足早でついてくる)
ケロ姐御「ひゃくーーー」
「ムリー!!300ーーー!」
我々「じゃあ、だめー」
「マ、マッテ!イクラ?イクラナノ?」
我々「…(だからさっきから100って言ってるだろっ!)」 (無言で立ち去る)
「オネエサン、オネーサンーー!イクラ?イクラ?」
ケロ姐御「100~~」
「エーーー200~!」
ケロ姐御「100~~」
「200ヨーーー」
ケロ姐御「100~~」
「オネエサン、オネエサン!イクラーー!」
ケロ姐御「100~~」
「200~~~~~」
我々「…」無言で足早に立ち去る。
昼食を食べて、そろそろトイレにも行きたかったので、目についたデパートに入ることに。
さすがのおじさんも、デパートまでついてくることはなく。 1時間200バーツはおおよそ相場なので、200で手を打ってあげてもいいんじゃないかな~とは思ったのですが、ケロ姐御曰く「あいつは怪しい…(日本語で話しかけてくるし)」ということで、値段云々だけじゃなくて避けた方がいいんじゃないかと。
トイレも済ませ、さぁ他のトゥクトゥク乗り場にいって交渉してみるか~とデパートを出て歩いていたら見覚えのある姿が!!(〇_〇)
「オネエサン、オネエサン!」
まだいたーーーーー!!!!!! しつけぇーーーー!!!!
と、さすがの我々も驚愕。
おっさんを半ば無視しつつ、近くにいたトゥクトゥクの運転手に1時間いくら?って聞いてみる。
「200バーツでいくぜ」的な英語で返答。やっぱり相場は200くらいなんだね。
で、どうしようかな~。このお兄さんに乗せてもらおうかな~と思っていると、おっさんが割り込んできた。
「100~、100」
我々「え?100で行ってくれんの?一人100じゃなくて、4人全員で1時間100?」
「(ウンウン)100」
我々「本当かなぁ~?あとで一人100とか言わないかなー、そしたら1時間400はさっきより高くなるよ…怪しいなぁ~」
「100ヨ、100」
「本当に?1時間100よ?全員で100よ?分かってる?」
「100,100、コッチ!コッチ!」
と、もう決まった的な感じで我々を誘導。
周りのトゥクトゥク同業者になにやらタイ語で話して目配せなんかしてる…
超絶怪しいーーーー!!!!!!! ( ิω ิ )
「(タイ語)こいつらチョロイぜ!ちょっくら騙してくらぁ!」 なんて言ったんじゃないだろうな?と勘繰る我々。
目配せされたトゥクトゥク同業者は、なにやら憐れんだ目で我々を見ている…(気がする)
「(あぁ~あいつらが今日のカモか…)」
とか思ってんじゃないのかーーー?!と勘繰る我々。
ところが、ここにきて「怪しいから無視」と言っていたケロ姐御が「100だって~行くかー」と。
(´ºωº`)え!?いいんすか?!
しかし、タイ初心者の斉藤’sとタイ初の私は、タイベテランのケロ姐御よりまともな判断ができると断言することはできない。ということで、若干ビビりながらも乗車。
一応、本当にヤバい奴だったら…ということを懸念して、これみよがしに写真を撮る。
「おっさんの顔はちゃんと撮ったから悪いことはできないからな!何かあった時には出すとこ出すからな!(←どこだよ)」…と、チワワが熊を威嚇するレベルの小さい抵抗をしつつ…出発したのであった。
さて、この決断が吉と出るか凶と出るか?
~つづく~
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