トゥクトゥクに乗り込むと、おっちゃんが勝手に定番の観光地に連れて行ってくれます。
もし事前に自分で行きたい所をハッキリ決めてきている場合は、乗り込む時に行きたい場所を全て伝えるといいと思う。基本的には、おっちゃんが点在する遺跡を効率よい順番で回ってくれる(…はず)
ワット・ヤイ・チャイ・モンコン(Wat Yai Chai Mongkon /วัดใหญ่ชัยมงคล)
ということで、最初に連れてこられたのはここ。
入場料は20バーツ(約60円)です。
チケットにはMongkonじゃなくてMongkolって書いてあるけどよく分からぬ…。nとlだと結構違うと思うんだけど。 ちなみに、アユタヤ観光の見どころは前回の記事で”ぐるっと流れる川に囲まれた内側にある”と書いたけど、ここは島の外でアユタヤ駅から南に2kmほど行ったところにあります。
立地的にビルマ軍の破壊の被害から逃れ、建造されたままの姿を保っている貴重な寺院です。
大きめの寝釈迦像があることでも有名。
べつに怠けて寝転げているわけじゃないんだけど、こうも天気がいいと呑気に日向ぼっこしているように見えてしまうね。実にのどか。
後ろに回ると…
一同「螺髪、ボツボツ気持ち悪いね…(失礼)」
そして足の裏ではなにかをしている人が
どうやら足の裏に空いたわずかな窪みに、コインをはめ込んでいるよう。 このコインを上手く貼り付けることができれば願いが叶うらしい。というちょっとしたパワースポット。
この窪みがほんとうに絶妙なくぼみで、コイン1枚貼り付けるのが見た目よりなかなか難しい。私も挑戦してみたけど上手くできず。 ケロ姐御だけ、サラっと成功させてました。何をお願いしたのかな?さすがタイベテラン!
敷地内に仏様を祀っている小さな祠があるんだけど…なぜか、なぜか?!なのですよ。なにがって…
なぜか、真ん中にどーんと神様のごとくドラえもんが鎮座(〇_〇)
ドラえもん様なのか、藤子・F・不二雄様なのか…? タイでもドラえもんは人気のキャラクターなんですね。アユタヤに向かう列車の中で戯れた子どもも、日本でも見かけないほど見事なドラえもんTシャツを着ていましたよね。
だからって…こんなところに一緒にしちゃうかね?なんでもありなのかね?と、苦笑。
靴を脱いでみんなお参りしています。
兎にコブラ?に仏様に…色々。 先があるし…と思って現地様式のお参りをしなかったんだけど、その後機会に恵まれることがなかったので、やっておけばよかったかなと思った。線香供えるのは日本も同じだけど、お花供えたり金箔貼ったりするんだよ。
今みてみると、もう少しUPで撮れば良かったなと言う仕上がりだけど、一つの木に白、ピンク、オレンジと色とりどりの花が咲いていてすごく可愛らしかったのでパチリ。
仏塔には登ることができます。 登っていいならそれはもちろん…登るよね。
しかし、写真を見てもらうと分かるけど階段の表面はデコボコとしていてすごく上り下りしにくい!!(>_<)長年の人々の往来で削れた…?らしいけど、晴れていても危ないから雨の日とか本当に危険かも。幅も若干狭いんだよね。狭いけど段差は若干高いという…修行用にわざとそうしたのか?と言いたくなる設計。40段くらいはあったかな?
上からみるとこんな感じ。
子どもはちょっと秘密基地的な感じで好きかも(笑)
内部には、仏像とこんな感じの井戸のようなものが。
中を覗くと深く掘られていて、コインが投げ込まれていました。
上部は回廊になっていて、ワット・ヤイ・チャイ・モンコンの敷地をぐるっと一望できるのはもちろん、アユタヤの街も望めます。
晴れていると本当にのどかな空間で、まったり気分になります。
塔の周囲にはぐるりと囲むように数十体の仏坐像が。
黄色い衣の色と空の青のコントラストが綺麗でした♪
30分ほど観覧して、おっちゃんのところに戻ると他の客を連れてきたトゥクトゥクの運転手たちとお話し中。その人たちが「あ~お前たちがねぇ…ಠ_ಠ」みたいな目で見てくる(気がする)
おい、なんだ?おっちゃん…犯行計画を仲間に喋ってたのか?!とか思いながらトゥクトゥクに乗り込む。ドナドナド~ナ~ド~ナ~♪のBGMを脳内で再生しながら。
~つづく~
0コメント