タイ旅行に行ったのがすでに1か月前になってしまいましたよ。
旅行レポが、いまだ二日目をうろうろしています。のんびり過ぎますが、頑張ります。記録がてら。
さて、2日目はバンコクから少しだけ離れて、有名な観光地「アユタヤ」へ行くの巻です!
ということで、7時に起きて身支度をしたら8時にホテルを出発です!
ホテルから駅まで、ホテル所有のトゥクトゥクで送ってもらう♪…楽!
最寄駅からまずは、MRTを使ってファランポンという駅まで約20分(32バーツ/100円程度)
MRTのファランポン駅は国鉄と連結している駅です。こちらが国鉄入口。
国鉄を利用して「ローカル列車で行くアユタヤ」を体験!
ちなみに、アユタヤに行くには乗り合いバス(ロットゥー)やタクシーでも行けるんだけど、ローカル列車で行った方が風情があるかな~っていうのと、現地の人たちの雰囲気を感じたいのと…あとは、安いので、列車で行きたい!!と思った次第。
列車を利用してアユタヤへ行く方法の詳細はコチラにまとめたので、興味ある人や旅立つ人は是非ご覧あれ。
とりあえず、列車の切符を買わなくては始まらない!と、国鉄の入り口を入ってすぐのチケットカウンターに向かおうとした我々に、恰幅の良い女性がなにやら紙を見せながら近づいてきました。
「どこにいくのか?」から始まって、「アユタヤに行くには列車を利用するといくら、タクシーを利用するといくら、バスを利用すると…」と言う感じで説明をしてくれるので、我々はてっきり駅に駐屯している案内係の人かと思って「ふむふむ」と熱心に話を聞いたのです。
英語で話してくれているんだけど、すんごいタイ語訛りの英語なので元々英語の聞き取りが得意ではないので余計に聞き取れない(;´-`)それでも、まだ理解力のあるケロ姐御が熱心にきいてくれていたんだけど、よくよく聞いていくと…どうやら「列車は安いが時間がかかるよ、タクシーはこれくらいかかるけど楽だし便利だし、ちょっと安くもできるよ、どう?列車で行こうと思っているの?でも、列車は時間のロスだしねぇ。どう?YOUたち、タクシーで行っちゃいなよ!」…っていう、ただの勧誘ですた(´ºωº`)
たぶん、これでお客をGETすればこのお姉さんにマージンがいくらか入るのだろうね。
我々はどうしようかな~と迷っているわけではなくて「必ずや列車で行ってやる!」という確固たる気持ちを胸に秘めてここに来ているわけで、当然ながらその時点でお断りしました。5分くらい真面目に聞いちゃったよ。実に紛らわしい…「YOU、タクシーでアユタヤいきなよ!」って単刀直入に言ってくれたら分かりやすかったのに。言わないか。
ということで、お姉さんの魔の手から逃れ、目と鼻の先のチケットカウンターにやっと到着。
アユタヤ行きの普通列車の3等(自由席)のチケットをゲットしました。これが、そのチケット。
なんと15バーツです。日本円にしておよそ45~50円ほど。
や…やっすぅーーーーーーー!!!!!( ° ཀ ° )鼻血ブシャー!
でしょう?日本だとガリガリ君さえ買えないぉ。アユタヤまでは約2時間の旅です。2時間列車に乗って50円とか理解力がついてこない!
ちなみに、チケットカウンターの反対側はこんな感じでドーム状になっていて、だだっ広い待合室になっています。
奥の方は椅子があって、手前は見ての通り何もないんだけど、普通に地べたに座り込んでいる人がたくさん。修学旅行生の集合の時みたいに。
で、この奥がホームになってます!…って言いたいところだけど、普通に考えたらそうなりそうなもんだけど、駅のホームは一旦入口から出るんですよ。え?ていうか入口って扱いじゃないのかもしれない?とりあえず、チケットを買うために入ってきたここを出て右を向けば、そこにホームが広がっています。(↓ここを出て右を向くんだ!)
だもんで、例えば見送りに来た人とかはタダで自由に出入りできる♪鉄オタとかは、お金払わなくても電車撮り放題なんてこともできちゃいますね。なんなら、チケット買わずに列車に乗ることもできるけど、乗車的な意味ではきちんと車内で切符切られるので、乗って移動ってのはできません。いや、どうだろう…?でも、チケット買う時間なくて飛び乗ったとしても、車内で車掌さんに言ってその場でお金払えばOKだったりするのかも。とにかく、日本では考えられない仕様です。
列車はすべてディーゼル車です。ローカル感が増す感じがしていいですよね、味があって。
塗装が剥がれていたって構わない。
ホームには何をしているのか分からない人がいたり、
涅槃かな?って感じの人がいたり(なんでここで…どういうことなの)、あと一心不乱に自分の爪を眺めつづけている人とかもいました。…謎。
列車に乗り込んだら、3等は自由席なので好きな場所を探して座ればOK。
まだ出発してもいないのに、超絶ハイテンションな外国人観光客の女性たちが、どこで買ったんだよ!っていう帽子をかぶってはキャッキャ!キャッキャ!大声ではしゃぎまくって大騒ぎ。笑い袋みたいな笑い声を披露するもんだから、つられて笑ってしまったくらい。
左下の現地の人のゲンナリ感を見よ。
売り子はしきりにうろうろ、列車は遅れることこそ通常運転?
浮かれていたのは彼女たちだけでなく、きっと私たちも浮かれていたに違いない。
発車前から車内を練り歩く売り子さんから、食べ物やら飲み物をさっそく購入したのだから。ちゃんとした朝ごはん食べずに来たしね。
こんな感じのごはん類もカゴに入れて売りに来る。
たぶんガパオ。甘辛い肉と野菜が入った炒め物とキュウリと揚げ焼きしたっぽい目玉焼きがのって20バーツ(約60円)一つのお弁当を4人で味見がてら回しながらガツガツと食べる。
ペットボトルの水は10バーツ(約30円)
汽笛も鳴ったしそろそろ時間だし、食べているうちに発車しちゃうな~っと思っていたのに、ぜんぜん動く気配なし。気分はとっくに列車の旅中なのに外の景色は変わらず(笑)
結局、30分ほど遅れてやっと10時前に出発!日本では怒り出す人さえ出てきそうな遅延具合だけど、タイでは比較的ありふれた光景。むしろ30分程度でラッキーくらいの勢い。出発するだけ立派だ!
出発すると、最初の方はこんな感じのトタン屋根のお家がつらつらと続く。
日本ではあまり見かけない、ニワトリのような見た目だけど足は水かきがあってアヒルのような生き物”バリケン”にこんなところで遭遇。生で見てみたかったから1人でひっそり感激。
本日の猫ちゃん①
そっけない後姿…車窓から。
かなりノロノロ走るし、駅じゃないよね?ってところで停まったりもして、私たちはその度に「???」と思いながら外の様子を伺ってみたり。
そしたら、なぜかな~~んにもない所で、写真左にいる女の人がおもむろに歩いてきて、電車の中にいる誰かとなにやら喋って去って行った。…な、なに?個人的な用事で停まったりするのか?!良く見えないから状況がつかめなかったけど、売り子に商品を渡しに来たとか?自由すぎるだろ(〇_〇)
列車が走りだしてからも、売り子さんが前から後ろ、後ろから前へと何度も往復しながら物を売りに来ます。ちなみに一人じゃなくて、飲み物売る人~食事系売る人~フルーツ売る人~お菓子売る人~がそれぞれいます。
私たちは列車が走り始めても、気になるものがあれば積極的に購入。(ご飯食べてこなかったしね!←という言い訳のもと)
こちらはなにかな?
緑色のフルーツですね。実はこれ、マンゴーです。
マンゴーと言えば私たちは黄色く熟れた状態になってから食べるのが普通ですが、青いうちに食べることもあるんだね。味はほんのりマンゴー味で、食感はちょっと硬めの梨とかリンゴみたいな感じです。
一緒についてる赤いものは、唐辛子の粉と砂糖を混ぜたっぽいもの。台湾でもグァバなんかに梅粉をつけて食べたりするけど、こういうちょっとしたアクセントをつけるのが好きなのかな?日本人の感覚からすると、そもそも唐辛子と砂糖混ぜる~!?って感じだけど、実際食べてみると意外とマッチしていて美味しいです(*´ω`*)ジューシーなマンゴー大好きだけど、時期的に熟れたマンゴーはほとんど見かけなかったなぁ。
こちらは、言わずもがなのパイナップル。味もいわずもがなの美味しさ!ジューシーで甘くて喉が潤いました。
とか言いながら、さらに巡ってきた売り子さんがコーヒーを持っていたので、思わず購入のカフェオレ。東南アジアでは定番の甘さ。だが美味い!
パインもマンゴーも20バーツ、カフェオレは10バーツということで、食べ物系は大概20バーツ、飲み物は大体10バーツみたい。列車のチケットが15バーツってことを考えれば、現地感覚からすれば割高かなと思う。日本の新幹線とかで売ってるお弁当とかも割高だしね。とはいえ、日本人感覚からすれば60円程度なので、いくらでも買ってしまいそうになる値段。
後ろの席に、可愛い坊ちゃん発見!
熱心に外を眺めています。
ちょいちょい!と指でちょっかいを出したら…
見た!
そしたらもう、仲良しです(*´ω`*)
小さい子は、電車の中でじっと座っておくの退屈だろうから、ちょいと目を引けば遊び開始です♪
タイの子どもも可愛ええのぅ(๑ˇεˇ๑)•*¨*•食べちゃいたいのぅ。
バンコク市内を抜けると、のろのろ走っていた電車もスピードを上げて
雑多なトタン屋根のお家が続いていた景色から、ちょっとのどかになり…
とんでもなくのどかになる…ほら、あそこ!牛がいるよ!
モ~~~ウ
さらには、こんな景色に!池…湖?!
海…じゃないと思うけど、なんとなく潮の香りもしてきたり。とにかくすご~~~く広大なの。
ずっと気になっていた同乗者。
樹木希林さんに似てるの╰( º∀º )╯
目を開けるとさらに似ているんだけど、シャッターチャンスの時に目を閉じちゃった。代わりに、小言が多めのサングラスのおばちゃんが明らかにこちらをガン見だけど。
日本だと有り得ない!?乗客
途中の駅で、とんでもない乗客が。
おじいちゃんなんだけど、もう全然一人では歩けなくて、乗り込む時も駅員さん2人が両脇抱えて引きずりながら乗せていたの。
はみケツどころじゃなくてお尻はもうほぼ出ちゃってるような状態。本当に、両足はズルズルと引きずられていて…そのせいかズボンも脱げかけて、お尻はもう”はみケツ”どころじゃなくてほぼ出ちゃってるような状態。最初は酔っ払いなのかな?と思ったくらいに、ぐでんぐでんなの。
確実に車椅子必要な状態なんだけど、車椅子って高いだろうから買えないのかな?って。タイではよくあることなのかも…と思って見てたんだけど、現地の人もザワついていたから、なかなかのイレギュラー事案みたい。
でも、このおじいさんを座らせようとしている黒服の男の人は赤の他人なのね。心配そうにのぞきこんでいる人も勿論赤の他人。だけど、席をすぐに譲って、さらに座らせるのを手伝って、心配そうにのぞきこんでいるおばさんは、どういう状況なのかを付き添ってる人から聞きだしたりと、なんだかみんな自然と一致団結。「手伝いましょうか?」とかいう前置きもなしに、いきなり当たり前な感じでお手伝い。すごい。
私たちはさすがに手伝うことはできなかったけど、席を譲った人たちが私たちの席へと移動。
2人×2人の4人掛けの座席なのに、他の空席をさがさず安易に隣に移動してくるもんだから(笑)ギッチギチ!「く、苦しいよ~~!(>_<)」と言いながらも、ここは耐えました。功労者ですし!
それにしても、移動手段が他に確保できるように整うといいなと思った。どう考えても列車に乗れるような状態ではなかったし、安価でタクシーで移動できるとか、せめて車椅子とか。あの状態でも列車に乗らなくちゃいけないってことは、買い物とかじゃなくて、たぶん本人がいないといけない…ってことで病院に行くんじゃないのかなぁ。だとしたら、お医者さんの方が家に来てくれるような状態が整うといいよね。本当に本人も付き添う人も大変そうだったし。
そんなこんなしていると、あっという間の2時間。
列車はアユタヤへと到着です!
アユタヤ駅は、こぢんまりとしつつも小奇麗な駅でした♪
たしか…駅の改札…的なところからじゃなくて、普通に横道?みたいなところから抜け出た気がするんだけど…どうだったかな。
さて、やっと次からアユタヤの話です。ながいっ!!!私の無駄話が長くて全然進まないっ!(〇_〇)
つづくっ!!
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